元原子力プラント設計技術者
後藤政志 講演会「東海第2原発・適合性審査を問う」
日時:2014年9月14日(日)
開演13:30~16:30(開場は10分前)
場所:アルスホール(つくば市吾妻 2-8)
参加費:700円
主催・お問い合わせ:脱原発ネットワーク茨城 (後藤政志講演会実行委員会)
・090-9299-3783(江口)・070-5079-6308(永井)・090-5548-3078(小川)
◆後藤政志さんプロフィール / 元原子力プラント設計技術者。工学博士。原子力市民委員会委員。東芝在職時、原子炉格納容器の圧力と温度に関する強度設計を研究。しかし原発の安全性は技術では保証できない実態を知り技術者として黙っていられなくなった。東芝を退職後、原発の構造的な問題に対して鋭い指摘を続けている。
◆アルスホール
つくば市吾妻2-8つくば文化会館アルス内(図書館と同じ建物です)
つくばエクスプレス・つくば駅から徒歩3分。
専用の駐車場はありませんので,近くの有料駐車場をご利用ください。
駐車サービス券の発行はありません。各自でご負担をお願いします。
◆主催者メッセージ
「東海第2原発は再稼働させてはならない」
元原子力プラント設計のプロフェッショナルが 安全思想の根本を問う!
茨城県にただ1基ある商業の原発・東海第2原発。
この東海第2原発は2011年3月11日地震と津波により冷却機能の一部を失い、危機一髪の中、3日半の時間をかけてようやく冷温停止に至りました。もし東海村を襲った津波の高さがあと数十cm高かったら福島第一原発と同じ「全電源喪失」となった可能性があります。
東海第2原発は以来「点検」と称し今日まで停止したままです。しかし今年5月20日、日本原電は原子力規制委員会に対し「適合性審査」への申請を出し、事実上再稼働へ向けて一歩を踏み出しています。
東海第2原発は運転開始から36年と国内でも古い原発です。さらに現在再稼働の候補に挙がっている川内などの他の原発には見られない「致命的な欠陥」を持っています。
私たちは地元の問題としてこの東海第2原発を再稼働させてもよいのか、知らなければなりません。
今回お迎えする後藤政志さんは元原子炉メーカーの設計技術者として原発の構造的な欠陥を知る立場から警鐘を鳴らし続けている方です。難しい原発技術問題を市民にわかる言葉で読み解いてくださいます。
ぜひ後藤政志さんのお話を聴き私たちの将来を決めるための知識にしてください
【主な内容】 福島第一原発事故の教訓は生かされたか/原発はフェールセーフが成立しない/東海第2の地震に対する脆弱性/津波対策は十分か/沸騰水型(MARKⅡ)ならではの危険性/致命的な欠陥・可燃性ケーブル/ベントは自殺行為だ
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