2015年2月24日火曜日

新刊『福島事故に至る原子力開発史 』

福島事故に至る原子力開発史 – 2015/2/6
原子力技術史研究会
中央大学出版部

内容紹介
福島原発事故に至る日本の原子力の歴史を、多彩な執筆陣の視点でトータルに描いた一冊。福島原発のシビアアクシデントはなぜ起こったのか、日本の原子力政策にどんな問題があったのか、日本に導入された最初の発電炉はなぜ英国製だったのか、どうして日本の自主技術は育たなかったのか、日米原子力協定を今後どうすべきか、原子力船「むつ」はどうなったか、核持ち込みと原発はどのように関係していたか、原発技術の国産標準化はいかに進められたか――など、日本の原子力に関わってきた各界の専門家が、それぞれの立場から問題を解明。今後の原子力の行く末を考える視座を提供する。

第1章 福島事故と原子力開発史                    
第2章 原子力三原則vs日米原子力協定―福島原発と1968年協定      
第3章 イギリスからのコールダーホール型商用炉導入           
第4章 日本原子力研究所における動力試験炉(JPDR)建設と研究者への弾圧 
第5章 軽水炉の導入と動燃団体制―放棄された自主開発方針      
第6章 日米原子力協定(1988年)の成立過程と今後の課題      
第7章 こなかった「原子力商船時代」                
第8章 核持ち込み問題と原発導入                    
第9章 格納容器から見た原発の技術史                   
第10章 結びに代えて―チェルノブィリ原発事故を緒に原子力技術史を考える   
第11章 原子力開発関連年表                       

資 料 原子力草創期関係者からの「聞き書き」

山崎正勝 (やまざき まさかつ)東京工業大学名誉教授
舘野 淳 (たての じゅん)核・エネルギー問題情報センター(NERIC)事務局長
奥田謙造 (おくだ けんぞう)独立の研究者
遠藤哲也 (えんどう てつや)日本国際問題研究所特別研究員
倉澤治雄 (くらさわ はるお)科学ジャーナリスト、元日本テレビ解説主幹
太田昌克 (おおた まさかつ)共同通信編集委員
後藤政志 (ごとう まさし)NPO法人APAST理事長
市川 浩 (いちかわ ひろし)広島大学大学院総合科学研究科教授
栗原岳史 (くりはら たけし)東京工業大学特別研究員

2015年2月18日水曜日

2015年2月17日火曜日

坂田雅子監督 ドキュメンタリー『わたしの、終わらない旅』3月7日から



坂田雅子監督 ドキュメンタリー『わたしの、終わらない旅』3月7日から ポレポレ東中野にて公開されます。3月7日(土)〜3月27日(金) 10:30〜/12:30〜
3月14日(土曜日)の上映後 ゲストトークに伺います。坂田監督と「技術者の目から見た原発の安全性・危険性」についてお話する予定です。

ストーリー 2011年3月。福島第一原発の事故の深刻さが明らかになる中、捉えようのない不安を胸に坂田雅子は亡き母が遺した一冊の本を手に取る。「聞いてください」と題されたそれは、母が1977年から続けていた原発を問うミニコミ紙をまとめたものだった。フランスの再処理工場近くに暮らす姉からの1通の手紙をきっかけに反原発運動をはじめた母は、最期まで原発のことを気にかけていた。そして起こった福島の事故——。

公式ウェブサイト http://www.cine.co.jp/owaranai_tabi/
facebook https://www.facebook.com/owaranaitabi

2015年2月10日火曜日

薩摩川内市まごころ文学館にて後藤政志講演


2015年1月31日 薩摩川内市まごころ文学館にて後藤政志講演 TheGamos55さんのyoutube アカウントより
YouTubeで見る→ http://youtu.be/4QEwDJhrwFE