2012年12月19日水曜日

ピースボート日韓・脱原発クルーズ PEACE&GREEN BOAT 2012に乗船しました

水先案内人として招かれ、2012年12月1日から9日「ピースボート日韓・脱原発クルーズ PEACE&GREEN BOAT 2012」に乗船してきました。

ウェブサイトでレポートが公開されています。


http://www.pbcruise.jp/report/82nd/

2012年11月28日水曜日

11/29 20時- 第8回 後藤政志Ust テーマ 安全の基礎の基礎~身勝手な安全を見直そう~


アーカイブ映像

第8回GTSTREAM 11月29日(木)20:00~21:00
テーマ:安全の基礎の基礎~身勝手な安全を見直そう~
ゲスト:杉本 旭 (すぎもと のぼる)さん
明治大学理工学部機械工学科教授 大学院理工学研究科新領域創造専攻(兼任)

(Broadcasting live at http://ustre.am/PeUM #gotomasashi)


杉本さんは、産業機械等の安全の基本大学で教鞭をとりながら、技術における安全の体系化を目指しておられる研究者です。原発だけではなく、エレベータ、自動車、ロボット、家電など事故が起こる度に、基本的な安全の考え方の間違いと、関係する技術者や行政、法律などについて提言をされているこの分野の第一人者です。

今回は、杉本さんに、こうした安全に関する考え方の基本を、話していただきます。一般にはなかなか聞くことのできない内容かと思いますのでご期待ください。

なお、来週は12/1~12/9まで日韓共同の脱原発・ピースボートにのりますので、
GTSTREAMは休みます。


過去の配信 映像一覧ページ http://www.ustream.tv/channel/drgoto/videos
YouTube https://www.youtube.com/user/GotoMasashi

2012年11月22日木曜日

2012年11月20日火曜日

11/22 20時〜 第7回 後藤政志Ust テーマ 原子力規制委員会 傍聴報告


アーカイブ映像

第7回 後藤政志Ust GT STREAMは
11月21日(水)15:00〜18:00 に行われる原子力規制委員会 第4回発電用軽水炉の新安全基準に関する検討チーム を傍聴報告します。(Broadcasting live at http://ustre.am/PeUM #gotomasashi)

第4回発電用軽水炉の新安全基準に関する検討チームの詳細・映像→ http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/shin_anzenkijyun/

議題1 炉心損傷及び格納容器損傷防止対策の有効性の評価について
議題2 設置許可基準(シビアアクシデント対策規制に係るものを除く)の
策定に係る個別論点(火災対策、信頼性)について
議題3 その他

安全基準のあり方を議論する場ですが、なかなか分かりにくい議論ですので
私の分かる範囲で、何が大切かという点で解説したいと思います。


なお、次々回は 11月29日(木)20:00〜
明治大学教授 杉本旭先生 をおよびして安全工学関係の話を伺います。
第4回にお話いただいいた佐藤国仁氏の話と関連することもあるかと思います。
この際に安全性をどのように考えればいいか少し腰を落ち着けてみなさんと考えてみようかと思います。

11/25 環境監査研究会定例会にて後藤政志がお話します  テーマ「福島第一原発の課題について」

環境監査研究会定例会にてお話させていただきます。
2012年11月25日 (日曜日)  10時~12時
テーマ「福島第一原発の課題について」

詳細 http://www.earg-japan.org



2012年11月18日日曜日

新刊『福島原発で何が起きたか ―安全神話の崩壊』

2012年8月末に行われたシンポジウム『福島原発で何が起きたか―安全神話の崩壊』の内容が掲載された書籍が岩波書店より出版されました。後藤の最後のコメントも掲載されています。

シンポジウム詳細 http://www.kk-heisa.com/20120830/

amazonより 内容紹介
福島第一原発事故における核技術の暴走は悲惨な結果をもたらし、いまなお放出される放射能が生態系をはじめわれわれの生活を脅かしつづけている。なぜこのような原発事故が起きたのか、その事故原因とプロセスはいまだ確定されていない。科学・技術、および倫理の観点から、現時点で可能なかぎり福島原発事故の真相に迫る。

岩波書店ウェブページ→ http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?head=y&isbn=ISBN4-00-024677

2012年11月15日木曜日

11/17 エントロピー学会にてお話します


後藤の発表映像です。

後藤政志は11月17日のみの参加です。
エントロピー学会 http://entropy.ac
以下websiteより情報転載いたします。

2012年秋の研究集会は、東京(國學院大学)で、開催いたします。
【日 時】2012年11月17日(土)、18日(日)
【場 所】國學院大学渋谷キャンパス
【テーマ】「持続可能な未来をどう創り出すか」(仮題)

【内 容】
■第1日目 11月17日(土)
第1日目は、2部構成でシンポジウムを開催します。
◎シンポジウム「原発事故から1年8ヶ月、持続可能な未来をどう創り出すか」(仮題)
◎スケジュール
【第一部】 13:00 ~ 15:45
(パネリスト)田中三彦(科学ジャーナリスト、国会事故調委員)
後藤政志(現代技術史研究会会員、APAST理事長)
菅井益郎(会員)
(司会)井野博満(会員)
【第二部】 16:00 ~ 18:00
講演1:金子勝(慶応義塾大学)(16:00 ~ 16:50)
講演2:藤堂史明(会員)   (16:50 ~ 17:20)
(司会)古沢広祐(会員)
討論:17:20 ~ 18:00

■第2日目 11月18日(日)
第2日目は、午前・午後とも一般講演を行い、終了後に今年度第2回目の世話人会を開催します。
世話人会は会員の方はどなたでもご参加いただけます。
◎スケジュール
10:30 ~ 12:00 一般講演
12:00 ~ 13:00 昼休み
13:00 ~ 15:00 一般講演
15:30 ~ 17:00 第2回世話人会

2012年11月7日水曜日

後藤政志Ust 第6回 11/10 テーマ 大飯原発活断層調査 他

後藤政志Ust 第6回は11月10日土曜日20時


アーカイブ映像 36分

テーマ
1.大飯原発活断層調査−科学的知見と安全性評価−
2.エレベータ事故−再発防止と事故原因調査の課題−

大飯原子力発電所の「活断層」についてもコメント予定です。
第九回 原子力規制委員会 http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/20121107.html

NHK News 大飯原発 断層の評価巡り再議論へ 11月7日 6時57分 映像あり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121107/k10013303491000.html

11/7は原子力資料情報室の公開研究会 『高レベル放射性廃棄物 地層処分は可能か —日本学術会議の原子力委員会への回答をめぐって—』法政大学社会学部教授 舩橋晴俊先生のお話を聞きに行く予定です。
詳細→http://www.cnic.jp/movies/4795

11/11は湘南科学史研究会に参加予定です
2012年11月11日(日)午後2時30分~6時00
講師:井野博満さん(金属工学者、東京大学名誉教授)
「原発をめぐっての学者の責任を考える」
詳細→ http://www008.upp.so-net.ne.jp/shonan/home.htm

2012年10月30日火曜日

10/31 第5回 Ust配信 原子力規制委員会 新安全基準の議論について

第5回のUstream配信 「原子力規制委員会 新安全基準の議論について」 「なぜ私は、事故と安全性にこだわるようになったか」

UStream http://www.ustream.tv/recorded/26563433

1.原子力規制委員会・第2回新安全基準に関する検討チーム(31日15時〜18時)の傍聴を終えてコメント
ーシビアアクシデントを中心にした、新安全基準の議論が始まったので傍聴に行きますので、その簡単な報告をします。
委員会の映像はこちらから見る事ができます。⇒http://youtu.be/50FuXbkKWc8

発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/shin_anzenkijyun/


平成24年10月25日第一回会議映像 YouTube原子力規制委員会Channelより 会議資料

原子力規制委員会
web http://www.nsr.go.jp/
twitter http://twitter.com/gensiryokukisei
youtube http://www.youtube.com/user/NRAJapan
中継予定 http://www.youtube.com/user/NRAJapan/videos?flow=grid&view=2

2.なぜ私は、事故と安全性にこだわるようになったか
−原発に関わる前に仕事をしていた、海洋構造物の事故が技術に対する姿勢を変えた−

海洋構造物とは何か、どのような技術か。1980年代の当時最新鋭技術の結晶であった海底石油掘削リグで大事故が頻発した。自分が設計に携わった石油掘削リグも沈没した。自分が設計にかかわったリグの試運転であわやという事故も体験した。そうした中で、技術者の仕事は事故や安全性と切っても切れない関係にあることを気づかされた。
そうした、1980年代から90年代にかけての技術の有り様を、写真を交えて解説します。
お時間の取れる方は是非ご覧ください。

第82回ピースボート日韓クルーズに後藤政志は乗船予定です。 
http://www.pbcruise.jp/peacegreen/2012/
http://datsugenpatsu.wordpress.com

2012年10月25日木曜日

10/25 第4回Ust テーマ『徹底検証 21世紀の全技術』から現代技術の問題を考える(その2)

10/25 20:00〜 第4回Ust 内容 『原発の放射能拡散予測図の見方』and『事故はなぜ起きるか?』
アーカイブ映像



「2012/10/15 後藤政志Ust「原発放射能拡散予測図の見方 / 事故は何故起きるか?」におけるTweetまとめ。」http://togetter.com/li/396027


『事故はなぜ起きるか?』
『徹底検証・21世紀の全技術(藤原書店刊)の第15章 ”頻発し巨大化する事故の恐怖”をもとに、事故の解説をします。事故が起きる要因と大規模事故に対するひとつの見かたについて話題を提供します。

『原発の放射能拡散予測図の見方』
原子力規制委員会が24日発表(第7回原子力規制委員会 会議資料)した各原発サイト毎の、事故における放射能拡散予測シミュレーション結果について、解説とコメントをさせていただきます。

NHK web
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/1025.html

原子力規制委員会 http://www.nsr.go.jp
twitter https://twitter.com/gensiryokukisei
youtube http://www.youtube.com/user/NRAJapan

Ustream URL http://www.ustream.tv/channel/drgoto
*Ustreamアカウントをお持ちの方はぜひ Ustream番組"後藤政志の技術の解説"をフォローしてください。

第82回ピースボート日韓クルーズに後藤政志は乗船予定です。 
http://www.pbcruise.jp/peacegreen/2012/
http://datsugenpatsu.wordpress.com

2012年10月23日火曜日

10/24 Ust 福島原発事故について 川崎市中原区にて公開講座


アーカイブ映像

講演用川崎市中原区民講座20121024.pdf by GotoMasashi



報道http://www.townnews.co.jp/0204/2012/10/19/161654.html

10月24日(水) 18時30分~20時30分
なかはら平和セミナー「とことん原発を考えよう」~子どもたちの未来のために~Part2
テーマ 福島第一原発の現状と、再稼働を巡る安全問題

[詳細] http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000037992.html
[配信URL] http://www.ustream.tv/channel/drgoto

2012年10月14日日曜日

10/16 第3回 Ustテーマ:「技術における安全とは何か」ゲスト 佐藤国仁さん


アーカイブ映像 56分

    

10/16 20:00 第3回 Ustテーマ「技術における安全とは何か」配信URL http://ustre.am/PeUM

ゲスト 佐藤国仁さん
(有)佐藤R&D 代表取締役
京都大学工学部非常勤講師
日本機械学会倫理委員会委員
youtube page http://youtu.be/IiYjmflLxM0

佐藤さんは,技術者教育、安全学、技術者倫理などに関する会社を立ち上げておられ、2009年2月に発行された『事故の事典』(日経ものづくり 編)という147件の事故事例を分析した大部の本の巻頭総括論文を書かれています。
私も、事故や安全性について考えつづけて者として、事故の事典には、関心を持っておりました。佐藤さんと仲間の方のご依頼で1年ほど前に、機械学会の分科会で原発に関する講演をさせていただきました。
それから、何回かお話する機会があり、原発の安全性を考える上で”原子力ムラ”ではない技術者・研究者が「技術における安全性」に関してどのように考えているか、是非、皆さんに聞いていただきたいと思い企画しました。原発の安全性の問題を掘り下げる上では不可欠の議論だと思いますので、ご期待ください。




佐藤国仁さんの記事日経ものづくり2007年11月号 特報 福知山線事故・最終報告に異議
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20071029/141496/


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福島の今日を読もう 福島民報 一面をPDFでダウンロードできます
http://www.minpo.jp
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2012年10月8日月曜日

第2回のUstream配信 テーマ『徹底検証 21世紀の全技術』から現代技術の問題を考える(その1)



*大変申し訳ございません。急遽井野博満氏の出演を延期させていただくこととなりました。ご了承ください。10日の配信は後藤のみで行います。

皆さん、後藤政志です。改めてUstreamの配信を始めましたが、第1回目10月5日には『オスプレイの安全性』を取り上げました。
なぜオスプレイかという点で、少し唐突な印象を持たれた方もいらっしゃると思いますが、私は、もともと原発プラント技術者になるかなり前から、現代技術(特に、乗り物や構造物、プラントなど)と事故の問題を考えてきましたので、最近話題になっているオスプレイの安全性について技術的な面から私の考えを紹介させてもらいました。


さて次回第2回のUstream配信は10月10日(水)20時から下記の内容で行ないます。
是非、ご覧いただければと思います。
配信URL http://www.ustream.tv/channel/drgoto


第2回のUstream配信 テーマ『徹底検証 21世紀の全技術』から現代技術の問題を考える(その1)





ゲスト:井野博満さん 東京大学名誉教授 現代技術史研究会会員

3.11の半年前に、10数人の技術者・科学者により執筆され、出版された『徹底検証 21世紀の全技術』(藤原書店刊)について紹介します。

本書の責任編集・著者である井野博満さんをお呼びして、私たちの生活から産業までその基礎を広く支えている現代技術について、執筆の動機から、それらの問題群の意味について語っていただきます。

この本は、広範囲の問題を扱っていますが、特にエネルギー問題、原発の事故の問題、放射性廃棄物の処理の問題などはまさに今私たちが直面している問題でもあります。

なお、私、後藤は『第8章 エネルギーはどうなるか』(”柴田宏行”名で)の一部と『第9章高速・大量輸送の行方』(本名で)および『頻発し巨大化する事故の恐怖』(”池田諭”名で)を執筆担当しました。

この本は、多くの重要な論点を含んでいますので、今後、それぞれの執筆者を交えて何回かに分けて取り上げることも検討します。皆さんから、特に、取り上げて欲しいテーマがありましたらご一報下さい。

可能な限り対応を検討します。

藤原書店さんの『徹底検証 21世紀の全技術』紹介ページ
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1157



原子力規制委員会 wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/原子力規制委員会_(日本)

10月10日 日本学術会議の国際会議に参加してきました。
原子力発電所事故の影響に関する国際会議「原子力発電所事故の教訓・過酷事故発生時の世界の科学アカデミーの役割」




映画『フタバから遠く離れて』13日から2週間限定公開
劇場情報 http://a-shibuya.jp/archives/3835 and http://nuclearnation.jp/jp/#theater-content
予告編 http://www.youtube.com/watch?v=xgBEAJ_Flu0
オフィシャルサイトhttp://nuclearnation.jp/jp/


フタバから遠く離れて 予告編2 from Atsushi Funahashi on Vimeo.

2012年10月5日金曜日

新しい発信の場 “ドク・ゴトーの技術の解説”


第1回 ”オスプレイの安全性”について アーカイブ映像 39分
 liquid7rさんによるTweetまとめ http://togetter.com/li/385129


皆さん、こんにちは、後藤政志です。
少し間が空きましたが、今後、しばらくは1週間に一度ほど、原発をはじめ様々な科学技術の問題に関する解説やコメントを発表することにしました。
興味のある方は是非見ていただければ幸いです。

この発信は “ドク・ゴトーの技術の解説” として、今後、【後藤政志ブログ】から配信したいと思います。

第1回目は10月5日(金)20時から、第1回は”オスプレイの安全性”について、技術的な面から解説をします。
航空機の安定性とは何か、オスプレイはなぜ安全とは言い難いのかということを、技術的な視点から説明いたします。

お時間の取れる方は是非見て下さる様お願いいたします。

配信URL http://www.ustream.tv/channel/drgoto

2012年10月2日火曜日

10/24 川崎市中原区にて公開講座



Video streaming by Ustream

川崎市中原市民館にて企画されている福島原発事故を考えるセミナーにてお話させていただきます。

後藤は連続講座の第一回目でお話いたします。

10月24日(水) 18時30分~20時30分
なかはら平和セミナー「とことん原発を考えよう」~子どもたちの未来のために~Part2

[詳細] http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000037992.html

[会場] 中原市民館 多目的ホール 定員:150人] 

[内容] 福島原発の現状について


申し込み用紙PDF http://www.city.kawasaki.jp/press/info20121001_3/item11892.pdf
or
ウェブ上での申し込み https://fmwb.city.kawasaki.jp/uketsuke/dform.do?id=1234594966802

2012年9月19日水曜日

9/18 ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書 -保安院意見聴取会の終了にあたって- 



Video streaming by Ustream

9/19 CNIC Ustreamにて配信しました。
liquid7rによるtoggeter http://togetter.com/li/375980

PDF https://docs.google.com/open?id=0B78Zj1ROeNA-cDVIbEdhbnBqVmc

経済産業省 原子力安全・保安院
原子力安全技術基盤課 
課長 市村 知也 殿                                               2012年9月18日

ストレステスト意見聴取会に関する公開意見書
                                   -保安院意見聴取会の終了にあたって-        

ストレステスト意見聴取会委員 井野 博満
ストレステスト意見聴取会委員 後藤 政志
 
「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」は、昨年11月14日より8月10日まで計21回にわたって開催されましたが、これまでの検討結果を、新たに設置される原子力規制委員会に提出する旨、原子力安全・保安院から電子メールにて各委員宛に連絡いただきました。
私たちは、この意見聴取会において、原発の総合的安全性確保の考え方や意見聴取会の枠組みと意味、技術的な意見など述べてきましたが、節目にあたって、特に申し述べたい意見を提示いたしますので、HP上に公開していただくとともに、今後の原子力安全規制に反映すべく原子力規制庁に申し送りいただくよう強く求めるものです。


1. 原子力規制委員会および規制庁のあり方について中立性と透明性を求める

この間、意見聴取会における原子力安全・保安院は、原子力発電所の安全性について、事業者から独立して規制する役割をはたしてこなかった。事業者からの説明を検証不十分なまま追認する傾向があり、安全性を確保するためと言いながら、何とか審査を通そうと、事業者寄りに立った審議の進行をしてきた。特に、利益相反の委員が進行の中心になり、保安院がそうした委員たちの意見をもとにまとめてきたため、著しく中立性を欠く審査結果となった。



今後、ストレステストの審議をおこなう際には、独立した公正な原子力の安全規制をいかにして実現できるかとの観点から、事業者と密接な関係にあるJNES職員や利益相反委員を排除し、透明性を持って中立・公正な運営を実施することを強く求める。
ストレステスト意見聴取会では、傍聴者の「不規則発言」を理由に途中から傍聴者を排除し別室での傍聴にしたが、審議が全くできなくなる特段の理由がない限り、こうした対応はおこなうべきでない。このような傍聴者の締め出しが、原子力安全・保安院に対する不信をまたひとつ積み重ねたことを反省すべきである。
筆者らは、原発事故の際の被害を直接受ける地元住民や市民が議論に参加することの重要性を、第1回ストレステスト意見聴取会で強調したが、受け入れられなかった。今後の審議に当たっては、ぜひそれを実現していただきたい。筆者らが提案したような委員会審議に直接市民が参加する方式のほか、客観的なデータの分析を中心とした専門家による議論がある程度すすんだ段階で、市民を交えての意見聴取会を開催するという審議方式も考えられる。原発再稼働の是非を判断するにあたっては、科学的・技術的検討の上に立って、地元住民・市民の判断こそが重視されるべきと考えるからである。専門家は、その判断のための助言者とでもいうべき立場ではなかろうか。


2. 原子力安全に関係する法律上の抜本的な見直しと安全審査のやり直しを求める

原子力基本法第一条に「この法律は、原子力の研究、開発及び利用を推進することによつて、将来におけるエネルギー資源を確保し、学術の進歩と産業の振興とを図り、もつて人類社会の福祉と国民生活の水準向上とに寄与することを目的とする。」 (下線筆者)とあるが、福島事故により、原子力の推進自身を見直すべきことが明らかになった。それゆえ、規制委員会にて、省令第62号に関わる技術基準や安全設計審査指針、耐震設計審査指針、安全評価指針などの指針類を、抜本的に見直すべきである。特に、今回の事故でわかった様々な欠陥を、これらの指針類の改訂に反映させる必要がある。
その上で、全プラントに対して、安全審査のやり直しをすること。暫定措置にすぎないストレステストの実施のみによって再稼働をすべきでない。


3.ストレステストの一次評価と二次評価は一体のものとして実施すべきである

そのことは、福島第一原発事故の経緯から明らかである。二次評価を抜きに再稼働を議論することは間違いである。
福島事故では、地震・津波に襲われた後、1号機~3号機の3基すべてが炉心溶融を起こし、さらに炉心溶融デブリは格納容器まで達した。格納容器の過温・過圧破損や格納容器ベントおよび水素爆発等により、大量の放射性物質を放出した。4号機の原子炉建屋も水素爆発を起こし、今も使用済燃料プールがむき出しになった危険な状態にある。こうした事故の経緯から、炉心溶融までの一次評価だけを対象にして評価し、二次評価を無視したまま再稼働の条件が整ったとすることは、「福島事故から全く学んでいない」と言わざるを得ない。

一次評価だけで再稼働にむすびつけることが政府が決めた絶対的な方針であるとして、保安院は審議をすすめた。だが、安全性に関して何をどこまで確認すべきかは、政治ではなく、原子力安全規制側が決める問題である。その枠組みを「政府が決めたこと」として議論しないことは、安全性の議論を放棄したことになり、国会事故調の報告書で強く指摘されている規制の独立性の欠如をを示す問題でもある。


4.評価基準がないまま実施するストレステストは、安全性の証明にはなら
ない。判断基準や指標を明確にすべきである。

大飯3・4号の判断基準とされた「福島第一原子力発電所を襲ったような地震・津波が来襲しても、同原子力発電所事故のような状況にならないことを技術的に確認する」という考え方は、判断基準とは言えない。個別原発の状況を無視して、津波高さを一律に9.5メートル上乗せするのは無意味である。また、福島事故では地震による致命的損傷はなかったという前提で、各原発の基準地震動Ssを評価の起点として、その何倍まで耐えられるかを示しているが、国会事故調の報告では地震による損傷の可能性が強く示唆されており、この判断基準は事故調査の結果からみて不適切である。
ストレステストにおいては、このような形式的な数値でなく、実質的な判断基準や指標を使うべきである。具体的には、

* 「技術的知見に関する意見聴取会で中間とりまとめ」の30項目の対策として提起した技術課題は、すべて確実に対策を実施すること。特に、格納容器ベント用フィルターの設置、免震重要棟の設置などの対策は必須である。

* 外部電源系統の信頼性を考えると、変電所、開閉所設備、鉄塔等の耐震性は弱点であり、強化は急務である。非常用電源の多重性と多様性の強化も具体的に信頼性の高いものにするべきである。

* 冷却系については、IC(隔離時復水器)が機能しなかったり、SR弁(逃し安全弁)が機能せず原子炉圧力を低下できなかったり、まともに機能しなかった。これは、決して津波のせいではなく、個別機器の性能やシステムの問題で、事故時に対策が役に立たなかったことを意味している。システム設計全体と個々の機器やバルブ、計器類の圧力・温度条件等を見直す必要がある。

* 事故の経緯をみると、原子炉の水位計が機能喪失し、他の多くのセンサー類も過酷事故時に機能していなかったものが多々ある。現状のままでは、いずれも事故の拡大を防ぐことはできない。対策を明確にすべきである。


5.小手先の対策でなく、設備本体の抜本的な変更をおこなうべきである

* BWRの格納容器圧力抑制機能の喪失、格納容器過圧・過温破損、PWR格納容器の水素爆発対策、格納容器内における水蒸気爆発の回避についても確実な対策をすべきである。格納容器ベントの抜本的な見直しも必要である。マークⅠ型格納容器については、炉心損傷後の格納容器内の溶融デブリの冷却も、格納容器スプレイでは冷却できていない可能性が高いので、直接、格納容器下部(ペデスタル)に注水すべきである。


* 使用済み燃料プールの設計見直し。BWRの使用済み燃料プールの位置は高いので、耐震性および、冷却する上で、不利になるので再検討すべきである。また、PWRについても同時に再検討をしておくべきであろう。

* 従来考えてこなかった問題を評価すること。例えば、航空機落下や人的な破壊工作、地震・津波その他の複合災害として船舶の事故や大規模火災なども検討すること。

* 機器の多重故障や人為ミスなどを前提に改善をおこなう。

* これらの抜本的な対策ができないプラントは廃炉にする。


6.最も確実な安全対策は原発を稼働しないことである

福島事故以降に出されてきた地震や津波に対する専門家の警告からみて、最大規模の地震の津波を特定することは、現時点では、ほぼ不可能に近いと思われる。さらに原子力プラント直下の活断層の見落としや活断層の長さの過小評価、新潟県中越沖地震において地層の状態による数倍もの地震動の増幅が柏崎刈羽原発で確認されたこと、海岸地形や海底地形および複数波の重なりによる津波の増幅など、自然現象をどこまで予測できるのかは明らかではない。

したがって、地震や津波は、震源等を特定して評価するだけではなく、震源を特定しない地震規模を大幅に見直して、耐震バックチェックを行うことが必要である。

40年廃炉ルールは、例外なく厳格に適用されるべきである。原子炉圧力容器の照射脆化等により老朽化した原発は、40年を待たずに直ちに廃炉にすべきである。

原発の安全性を最も確実にする方法は稼働しないことである。再稼働判断が必要になった場合でも、完璧な安全対策などできないことを共通の基本認識とすべきである。

その上で、放射線防護と事故時におけるプラント内外の放射線測定システムの強化、およびSPEEDIによる放射性物質拡散予測の公開の具体的な方法を示すことなど、防災対策を徹底すべきである。
以上

2012年8月31日金曜日

9/8 専門家が論じ合う原発の安全性

アーカイブ映像→
 http://www.ustream.tv/recorded/25261877 (第1部 1時間半)
 http://www.ustream.tv/recorded/25263122 (第2部1時間10分)

後藤政志が参加する討論会情報を以下より転載いたします。
http://kokumintohyo.com/archives/5162


2012/9/8
第2回 原発Yes or No?公開討論会 in 東工大
~専門家が論じ合う原発の安全性

菅直人前首相もお招きし好評を博した
6/23の第1回「原発Yes or No?公開討論会」に続いて、
第2回の公開討論会を開催します。

前回は原発問題マルチイシューといった趣でしたが、
今回は安全性・技術論に的を絞りました。

ストレステストや大飯原発再稼働の妥当性、
安全な原発は果たしてあるのか・・・。
原子炉工学・安全対策の専門家が
賛否両派に分かれて徹底討論を行います。

妥協できないシビアな話題ですが、高度な話を分かり易く、
そしてヒートアップしつつも丁寧に議論が進むような
討論会を目指して、準備を進めています。

司会はマエキタミヤコさんです。

参加者からの質問の時間もたっぷり設けます。
みなさまお誘いあわせのうえ、是非ご参加ください。

〇とき
 9/8(土)16時~18時半 (15時半開場)
〇ところ
 東工大蔵前会館 くらまえホール
 東急東横線・目黒線大岡山駅下車徒歩1分
〇参加費
 一般:800円、学生:無料

○登壇者
原発容認派:奈良林直(北海道大学大学院工学研究院教授、原子炉工学専門)
澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所エネルギー工学部門助教)
原発反対派:後藤政志(元東芝・原子炉格納容器設計者、
芝浦工業大学非常勤講師、NPO APAST理事長)
小倉志郎(元・原発技術者)
○司会:マエキタミヤコ(サステナ代表)

○予約:メールまたはFAXで
E-mail:kokumintohyoevent@gmail.com
FAX:03-6463-0579
 件名を「9月8日公開討論会申し込み」とし、本文にお名前と参加人数を記入して下さい。
 差し支えなければ、ご住所(お住まいの市・区まで)と電話番号も記載して下さい。
*人数把握のため、申し込みは前日までにお願いします。
○予約者から質問を募集します
(1)容認派に聞きたい、(2)反対派に聞きたい、(3)全員に聞きたい
のいずれかを明記の上、1人につき1つの質問を受け付けます。
*質問の事前受付は、8月31日までとします。

○問合せ:上記Emailアドレスまたは担当者鹿野(しかの) 090-1702-8136まで。
○主催:みんなで決めよう「原発」国民投票

2012年7月26日木曜日

北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の現地調査に行きました

時事通信「志賀2号機、聴取会委員も視察=「活断層」に厳しい声も-保安院」(2012/07/26-12:47)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012072600457


7/26 TBS夕方のニュース「Nスタ」で取材映像が放送されるそうです。
http://www.tbs.co.jp/n-st/

2012年6月16日土曜日

6/16 福岡 毎日放送 「激論!九州・原発ゼロの夏」に出演しました

告知が遅れてしまい、申し訳ございません。拡大版再放送が17日(日)深夜に放送されます。

激論!九州・原発ゼロの夏
6/16 (土) 14:00 ~ 14:54 (54分) 再放送 6月17日(日)26:00~27:30 (90分)
RKB毎日放送 http://rkb.jp/

番組概要
東日本大震災から1年3か月。九州は、全ての原発が停止した状態で夏を迎える。原発再稼働の是非やエネルギー政策の今後を、立場が異なる8人の論客が討論する。

番組詳細
東日本大震災がもたらした福島第一原発の事故以来原発や原発行政に関する不信感が強まり、今年5月には国内の原発50基全てが停止した。国は大飯原発の再稼働に舵を切ったが九州の原発はどうなるのか?電力の安定供給のため再稼働を容認する経済界、原子炉格納容器を設計した経験から再稼働に警鐘を鳴らす工学博士、地元に原発が立地、あるいは立地計画がある国会議員。様々な立場の8人の論客が原発やエネルギー政策を討論する。

司会:田畑竜介 池尻和佳子
石原 進:九州経済同友会代表委員 勝谷誠彦:コラムニスト 潟永秀一郎:サンデー毎日編集長 岸 博幸:慶応大学教授 後藤政志:工学博士(原子炉格納容器を設計) 林 芳正:自民党参議院議員 原口一博:民主党衆議院議員 東国原英夫:前宮崎県知事(50音順)

つぶやきまとめがありました。
http://togetter.com/li/321548

2012年6月13日水曜日

6/14 テレ朝 ワイドスクランブル TBSラジオ digに出演します



2012.6.14 後藤政志が テレ朝 ワイドスクランブルにて大飯原発について録画コメントを行います。

ワイドスクランブル am11:25-13:05
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
https://twitter.com/#!/widescramble

感想はテレ朝へ http://www.tv-asahi.co.jp/contact/


TBSラジオ dig 22:00-
テーマ 大飯原発再稼働問題 ゲスト 後藤政志 武田徹(ジャーナリスト)
http://www.tbsradio.jp/dig/index.html
https://twitter.com/#!/dig954
ハッシュタグ #dig954
感想はdigへメール dig954[@]tbs.co.jp   *[]を省いてください。

放送後 Podcastで視聴することができます。→
http://www.tbsradio.jp/dig/sample.html


2012年6月8日金曜日

6/8 毎日新聞夕刊
特集ワイド:いかがなものか「再稼働」判断-
にて後藤政志が紹介されています。
ぜひご覧ください。
記事 → http://bit.ly/MgCvcn

ご感想は毎日新聞へお送りください。
http://mainichi.jp/info/etc/inquiry.html

2012年6月6日水曜日

6/7 TV朝日 モーニングバードにて録画コメント出演

明日朝 6/7 午前8時〜放送の TV朝日 モーニングバードにて大飯原発再稼働問題について、インタビューを受けた録画映像が放送予定です。ぜひご覧ください。

感想はTV朝日までお伝えください。
TV朝日 お問い合わせ・ご意見・ご感想
http://www.tv-asahi.co.jp/contact/

2012年6月3日日曜日

6/5「国会エネルギー調査会」設置に向けた 「国会エネルギー調査会準備会」(第5回)

6/5「国会エネルギー調査会」設置に向けた 第5回 国会エネルギー調査会準備会
環境エネルギー政策研究所のプレスリリースを転載します。
原発危険度総点検~全50基を検証をテーマに後藤政志もお話をさせていただきます。
ISEPのUstreamにて配信される予定です。
http://www.ustream.tv/channel/isep

Streaming Live by Ustream

2012年6月3日(日)
環境エネルギー政策研究所 プレスリリース

「国会エネルギー調査会」設置に向けた
「国会エネルギー調査会準備会」(第5回)の開催について

 

エネルギー政策の見直し議論や福島第一原発事故の検証、原子力行政への信頼回復が途上であるにもかかわらず、政府は安全性の確保を曖昧にしたまま、大飯原発3・4号機の再稼働の最終判断を行おうとしています。
本来であれば、再稼働を含む原子力政策のあり方は、脱原発を決めたドイツがそうしたように、まずすべての原発を止め、危険度が大きいと判断される原発の即時廃炉を決めた上で、多角的な視点による国民的議論を経て導かれるべきだと考えられます。政府は1年3カ月もそれを怠ったまま駆け込み的な再稼働判断を行おうとしており、立地自治体や周辺自治体、そしてその住民が振り回され分断されてきたことに対する責任を自覚するべきです。
これまで基本問題委員会の委員の有志で基本問題委員会自主的分科会を開催してきましたが、今回国会でも与野党の超党派議員による「原発ゼロの会」が「国会 総合資源エネルギー調査会(仮称:国会エネ調)」の設置等を目指すことになり、並行して、両者の共同によるオープンな議論の場として「国会エネルギー調査会準備会」を開催しています。
今回は日本の原発全50基について、専門家による多角的な視点に基づき危険度合の総点検を行います。記者・マスコミおよび一般の皆さまのご参加をお待ちしております。

■ 日程・テーマ等

  • 日時  2012年6月5日(火)16:00 − 18:00
  • 場所  衆議院第一議員会館 国際会議室(1階)
  • 共催  原発ゼロの会
    総合資源エネ調基本問題委員会自主的分科会
  • テーマ 原発危険度総点検~全50基を検証
    検証の視点  :伴英幸 (原子力資料情報室共同代表)
    原子炉の安全性:後藤政志(元東芝、原子炉格納容器設計者) 
    活断層と安全性:渡辺満久(東洋大学教授(地形学)) 
    ※経済産業省原子力安全・保安院にも出席要請中
  • 出席予定者
    国会議員(原発ゼロの会メンバーはじめ関心をお持ちの議員の皆さま)
    経産省総合資源エネ調基本問題委員有志・内閣府原子力委員会新大綱策定会議構成員有志
    (植田和弘(京都大学経済学部教授)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)、伴英幸(原子力資料情報室共同代表)、阿南久(全国消費者団体連合会事務局長)、金子勝(慶應義塾大学教授)他)

■ 今後のテーマ

「国会エネ調準備会」では、以下のようなテーマを取り上げていきます。
  • 原発再稼働と電力需給 − この夏の電力は足りるか?
  • 「エネルギー政策見直し」の問題と改善方策 - 委員会運営と議論は適切か?
  • 原発依存度・再生可能エネルギー・温暖化戦略等 - 2030年原発依存20%案は新増設前提?
  • 「国会エネ調」設置提言と自主「国会エネ調」の継続 − 開かれた議論を国会で!

■ 事務局連絡先

  • 阿部知子事務所(原発ゼロの会事務局) Tel: 03-3508-7303
  • 環境エネルギー政策研究所(自主的分科会事務局)TEL:03-6382-6061

■ プレス・一般傍聴およびインターネット中継について

  • プレスの方については人数制限は設けませんが、会場の都合上、事前申込とさせていただきます。事前に阿部知子事務所あるいは環境エネルギー政策研究所の担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jp)までメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)
  • 一般の方の傍聴を20〜25名程度募集します。席に限りがありますので、必ず事前に担当の道満(dohman_haruhiko[@]isep.or.jpまでメールにてご連絡ください。(迷惑メール対策で@を[@]としております。@に変更してご送信ください。)なお、一般の方のご意見は時間の都合上伺うことが厳しいと思いますので、別途、用紙を配布いたしますのでそちらにご記入ください。
  • ISEP Ustreamチャンネル にてインターネット中継も行います。なお、ISEP Ustreamチャンネル以外のUstream同時中継は都合によりご遠慮いただきますようにお願いします。(録画放送はこの限りではありません。)

■ このプレスリリースに関するお問い合わせ

認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)
E-mail: info01[@]isep.or.jp
([@]を@に変更してご送信ください。)
URL: http://www.isep.or.jp/
TEL: 03-6382-6061
FAX: 03-6382-6062 
担当:道満

2012年6月1日金曜日

6/2 17:30- TBS報道特集に録画コメント出演いたします

6/2(土)17:30- TBS報道特集 で福島4号機についてのコメントを録画でいたしました。ぜひご覧ください。
http://www.tbs.co.jp/houtoku/

TBSへ感想をお送りください。
http://www.tbs.co.jp/houtoku/want/

報道特集Twitter    https://twitter.com/#!/tbs_houtoku

2012年5月29日火曜日

5/29 14:00- 第15回 ストレステスト意見聴取会

*経済産業省にて開催された第15回ストレステスト意見聴取会は終了しました。[配布資料CNIC のアーカイブ映像をご覧ください。
議題 (1) 九州電力株式会社川内原子力発電所1・2号機に関する一次評価について (2) 北陸電力株式会社志賀原子力発電所2号機に関する一次評価について (3) EUストレステストについて (4) その他





5/29 14:00- 第15回 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会に参加します。(所用のため遅れて参加予定です。)
開催通知 http://www.meti.go.jp/committee/notice/2012a/20120522003.html 
資料、過去の議事録など。
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/800_29_index.html

CNIC Ustreamにてインターネット配信がされる予定です。
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1372

2012年5月28日月曜日

5/28 後藤政志 福島4号機 コメント映像TV出演情報


 後藤政志より。2012.5.27 東京某所にて。



本日5/28に後藤政志が取材を受け、コメントをした映像が放送予定です。
TBS 朝ズバ 朝7時台 http://www.tbs.co.jp/asazuba/
日テレ news every 16:53-19:00 http://www.ntv.co.jp/every/news/index.html
(後にウェブサイトで動画を閲覧できるようです。)

TBSへのご意見・ご感想 http://www.tbs.co.jp/contact/
日テレへのご意見・ご感想 http://www.ntv.co.jp/staff/goiken/form.html

メディアに配布されていた資料
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の. 健全性確認のための点検結果について
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120525_07-j.pdf
東京電力(株)福島第一原子力発電所. 4号機原子炉建屋の健全性について
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120516_07-j.pdf
(添付資料)4号機原子炉建屋は傾いておらず、燃料プールを含め地震で壊れることはありません (PDF 157KB)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/info/images/120426_01-j.pdf
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋使用済燃料プール底部の支持構造物の設置工事完了 (PDF 75.1KB)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_110730_02-j.pdf

参考
政府・東京電力中長期対策会議|東京電力
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/conference-j.html
毎日新聞 写真 福島第1原発4号機の建屋内=福島県大熊町で2012年5月26日
http://mainichi.jp/graph/2012/05/27/20120527k0000m040051000c/001.html

2012年5月25日金曜日

5/25 テレ朝 報道ステーション 録画コメント出演

5/25今晩21:54〜 テレ朝 報道ステーション 「独自検証 福島4号機核燃料プール法か行き来を国内外の専門家が懸念・・・果たして大丈夫なのか」後藤政志が録画コメントをします。

https://twitter.com/#!/hst_tvasahi

テレビ朝日への感想はこちらです。
http://www.tv-asahi.co.jp/contact/

5/26 日本科学史学会創立 70周年記念シンポジウム

日本科学史学会創立 70周年記念シンポジウム 5/26(土)14:15-16:40 三重大学生物資源2F

日本の原子力発電の歴史と東電福島第一発電所事故

パネリスト 舘野 淳氏(元原研所員) 後藤政志氏(元東芝)中瀬哲史氏(大阪市大) コメンテーター:吉岡 斉氏(九州大)、他1名 コーディネーター:山崎正勝氏

詳細
http://hssj2012.ev.mie-u.ac.jp/sympo.htm
日本科学史学会 http://historyofscience.jp/

2012年5月19日土曜日

5/20 芝浦工業大学大宮祭にて講演を行います 一般参加可


以下、2つに分かれているアーカイブ映像です。一時、回線が切れたために、一部映像が切れています。




Video streaming by Ustream
中継中のツイートまとめ http://togetter.com/li/306709
http://www.apast.jp/121/

芝浦工業大学非常勤講師 後藤政志先生 講演会「原発を語る!」 
時間:11:00~13:00、場所:芝浦工業大学 大宮キャンパス 2号館2102教室 #shibaura_it
実行委員会blog http://oomiyasai.blog.fc2.com/

2012年5月18日金曜日

5/18 新潟NHK放送局「徹底討論 どうする 原発再稼働」


後藤政志が出演します。
新潟NHK放送局「徹底討論 どうする 原発再稼働」5月18日(金) 午後 7:30~ 8:43
3月、全ての原子炉が停止した柏崎刈羽原発。東京電力は、来年度中の再稼働を目指し手続きを進めている。
原発を再稼働させて本当に大丈夫か。「福島と同程度の地震や津波が襲っても耐えられる」という意見がある一方で、「想定外の地震や津波が来ないとは限らない」といった指摘があるなど、専門家の意見は二分している。
番組では、再稼働に賛成と反対の立場をとる有識者をスタジオに招き、「再稼働するべきか、するべきでないか」や「これから原発にどう向き合うべきか」について徹底討論する。
【ゲスト】(*変更になる場合があります)
奈良林 直さん(北海道大学大学院教授)、後藤 政志さん(元原子力プラント設計技術者 大学非常勤講師)、山本 隆三さん(富士常葉大学教授)、伴 英幸さん(原子力資料情報室共同代表)

2012年5月15日火曜日

5/15 第14回 ストレステストに係る意見聴取会

2012年5月15日17:00より開催されるストレステストに係る意見聴取会をCNIC Ustreamチャンネルにて配信予定です。


アーカイブ映像 2012.5.15
CNIC Ustreamにて配信されました。http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

第14回 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会-開催通知
http://www.meti.go.jp/committee/notice/2012a/20120507001.html

配布資料一覧  http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/014/240515.html

議事次第(PDF形式(74kb))
意見聴取会名簿(PDF形式(66kb))
資料14-1-1 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る審査における主要な論点整理(案)~北海道電力株式会社 泊発電所1号機及び2号機~(PDF形式(198kb))
資料14-1-2 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る審査における主要な論点整理~北海道電力株式会社 泊発電所1号機及び2号機~補足資料(案)(PDF形式(1,724kb))
資料14-2 ストレステスト(二次評価)に関する評価項目(案)(PDF形式(344kb))



これまでの発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/800_29_index.html



井野、後藤委員:大飯3・4号機ストレステスト審査書提出に抗議する緊急声明(2012/2/13)
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1300

プラント技術者の会『原発・危険な再稼働への道―ストレステストQ&A』
http://park1.aeonnet.ne.jp/~foisj/stpamph.pdf

後藤政志さんが語るストレステストの問題点(2012/2/17)
http://cnic-movie.blogspot.jp/2012/02/blog-post_18.html

2012年5月11日金曜日

第13回 ストレステスト意見聴取会に出席しました



第13回 配布資料
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/013/240510.html

第13回 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会-開催通知
http://www.meti.go.jp/committee/notice/2012a/20120502001.html

発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会 議事録 配布資料
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/800_29_index.html

ANNニュース ストレステスト意見聴取会で批判の声相次ぐ(05/10 22:28)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220510071.html

読売新聞 原発ストレステストの審査、40日ぶり再開 (05/10 12:23)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120510-OYT1T00393.htm

経済産業省 -
東京電力株式会社福島第一原子力発電所における事故を踏まえた既設の発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価の実施について
http://www.meti.go.jp/press/2011/07/20110722010/20110722010.html

原子力安全・保安院 -
ストレステストの進捗状況
http://www.nisa.meti.go.jp/stresstest/stresstest.html

関西電力 - プレスリリース 2011年10月28
大飯発電所3号機の安全性に関する総合評価に係る報告書の提出について
http://www.kepco.co.jp/pressre/2011/1028-1j.html

四国電力 -
ストレステストについて
http://www.yonden.co.jp/energy/atom/ikata/page_11.html

北電 -
ストレステストとは?
http://www.hepco.co.jp/ato_env_ene/atomic/stress_test/stress_test.html

2012.5.10
発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)一次評価に係る報告書が提出されました(九州電力株式会社玄海原子力発電所4号機)
http://www.meti.go.jp/press/2012/05/20120510005/20120510005.html

2012年5月9日水曜日

5/8 APAST Ustream ストレステストについて アーカイブ映像



内容 
①再稼働・ストレステストについて
②福島第一原発4号機 使用済み燃料プールについて 
・東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の技術的知見に関する意見聴取会 
平成24年1月20日 第6回 配布資料 資料2 使用済燃料プール等に関する検討 PDF形式(916kb)

平成24年2月8日 第8回 配布資料 中間取りまとめ(案) 対応の方向性(ポイント)PDF

告知
5/10 10:00~12:00 第13回 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会-開催通知 http://www.meti.go.jp/committee/notice/2012a/20120502001.html
CNIC Ustreamにて配信予定 http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

2012年5月4日金曜日

大飯原発再稼働問題についての映像内容紹介




4月6日に配信した 後藤政志による大飯原発再稼働問題について牧村しのぶさんのブログにて詳細に紹介されています。牧村さんありがとうございます。 

2012年4月30日月曜日

4/29 APASTイベント これからの子供達に向けた科学技術教育はどうあるべきか

4/29にAPASTイベント "これからの子供達に向けた科学技術教育はどうあるべきか"を開催しました。
詳細 http://www.apast.jp/?p=70
アーカイブ映像を公開しています。

挨拶 後藤政志 (APAST)、プレゼンテーション 渡辺敦雄 (APAST)
パネルディスカッション、黒田光太郎(APAST/名城大学)、平川秀幸 (大阪大学コミュニケーションデザインセンター / STS科学技術社会論 研究者)、斉藤賢爾(慶應義塾大学 / こどもたちを放射能から守る科学者ネットワーク)、加藤真紀(5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・越谷代表)、司会 高橋健太郎 (APAST)


Video streaming by Ustream 前半 120分
Video streaming by Ustream 後半 85分

NPO APASTのウェブサイト

NPO APASTのウェブサイトが出来上がりましたのでお知らせいたします http://www.apast.jp/

2012年4月21日土曜日

UC Berkeleyでの講演アーカイブ映像


Masashi Goto Shibaura Institute of Technology 118min
Can We Really Control Nuclear Power Plants? Lessons from the Fukushima Nuclear Accident
The earthquake and the tsunami of March 11, 2011, caused the loss-of-coolant accidents at Reactors No. 1 to No. 4 of the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant, which led to core meltdowns. Hydrogen explosions within the nuclear reactor buildings resulted in the dispersal of a large amount of radioactive materials emitted from the containment vessels, and contamination is ongoing. As a former designer of nuclear power plants, I will examine the Fukushima accident and the concept of nuclear safety.

Towards Long-term Sustainability: In Response to the 3/11 Earthquake and the Fukushima Nuclear Disaster
詳細 http://ieas.berkeley.edu/events/2012.04.20w.html



UC Berkeley 羽生淳子教授にお誘い頂き、今回のシンポジウムに参加させていただきました。
http://anthropology.berkeley.edu/users/junko-habu

2日目のスケジュールも参加します。(日本時間4/22 1:30〜)
http://www.ustream.tv/channel/apast-live


Archive Video
Day 1:

Video streaming by Ustream  "Koichi Hasegawa (Tohoku University) — Toward a Post-Nuclear Society: Examining the 3/11 disaster and" on @Ustream http://ustre.am/:1uhW7


Video streaming by Ustream
 "Eiji Oguma (Keio University) — Historical Background of the Fukushima Accident and the Anti-nuclear " on @Ustream http://ustre.am/:1uhC3



Day 2

Video streaming by Ustream

Video streaming by Ustream

4/29 APAST企画イベント のお誘い


4/29 APAST企画イベント テーマ:これからの子供達に向けた科学技術教育はどうあるべきか
日時:4月29日 (日)(祝) 13時~16時半
場所:オトトイの学校 (151-0053 東京都渋谷区代々木5-59-5 東信代々木ビル 2F) http://ototoy.jp/school/about/access
参加料金:1000円 参加申し込みフォーム (30名限定のイベントのため、事前参加申し込みをお願いいたします。)
http://bitly.com/Jc6JiA

 [内容] 渡辺敦雄(APAST) プレゼンテーション [パネルディスカッション]
黒田光太郎( APAST/名城大学)
平川幸秀さん (大阪大学 STS研究者)
斉藤賢爾さん( 慶應義塾大学こどもたちを放射能から守る科学者ネットワーク)
加藤真紀さん(5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・越谷代表)

司会 高橋健太郎 (APAST)

[Ustream配信予定] http://www.ustream.tv/channel/apast-live
 [問い合わせ APAST事務局] apast[@]gmail.com [ ]を外して送信してください。
https://www.facebook.com/APAST.jp

2012年4月20日金曜日

福島震災関連シンポジウム @ UC Berkeley


Live video from your Android device on Ustream
慶應義塾大学の小熊英二先生と宿泊先にて

日本時間 4/21 am3:00〜 APAST後藤政志は アメリカ カリフォルニア大学バークレー校 Institute of East Asian Studiesにて開催されるシンポジウムのスピーカーの一人として、講演をしてきます。後藤政志の講演は日本時間 4/21 am8:00からになります。

Towards Long-term Sustainability: In Response to the 3/11 Earthquake and the Fukushima Nuclear Disaster
詳細 http://ieas.berkeley.edu/events/2012.04.20w.html

APAST Ustreamにて配信予定です

http://www.ustream.tv/channel/apast-live

後藤の他に日本から三名が呼ばれています。


小熊英二氏 慶應義塾大学 
http://oguma.sfc.keio.ac.jp/

長谷川公一氏 東北大学
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~hasegawa/

依田高典氏 京都大学
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/about/personnel/ida/




4/21-22 University of California, Berkeley で講演をしてきます Ust中継あります

Live streaming by Ustream







時間訂正いたします
日本時間 4/21(土) am 2:30〜 アメリカ カリフォルニア大学バークレー校 Institute of East Asian Studiesにて開催されるシンポジウムのスピーカーの一人として、講演をしてきます。

シンポジウムのタイトルは
Towards Long-term Sustainability: In Response to the 3/11 Earthquake and the Fukushima Nuclear Disaster

後藤は1日目日本時間 4/21 am 7:00 ~にお話します。講演はインターネット中継を予定しています。
http://www.ustream.tv/channel/apast-live or https://www.facebook.com/APAST.jp/app_196506863720166

一般の方も参加できますので、アメリカにお住まいのお近くの方はぜひいらしてください。
http://ieas.berkeley.edu/events/2012.04.20w.html






day 1 : Friday, April 20, 2012 11:00 AM - 5:30 PM  (日本時間 4/21(土) AM 2:00~ 8:30)


 The Fukushima Accident: Causes, Consequences, and Historical Background


11:00-12:30: Discussion with Eiji Oguma (Keio University; paper given in Japanese, RSVP preferred): — Nihon no Genpatsu to Genpatsu Hantai Undo no Rekishi-Shakaigaku-teki Haikei


1:30-1:45: Opening Remarks
1:45-2:45: Eiji Oguma (Keio University) — Historical Background of the Fukushima Accident and the Anti-nuclear Movement in Japan
2:45-3:45: Koichi Hasegawa (Tohoku University) — Anti-nuclear Activism in Japan: Before and after the Fukushima Nuclear Accident
3:45-4:00: Break
4:00-5:00: Masashi Goto 日本時間 4/21 AM 7:00 ~ (Shibaura Institute of Technology & Former Designer of Containment Vessels for Nuclear Reactors) — Can We Really Control Nuclear Power Plants? Lessons from the Fukushima Nuclear Accident
5:00-5:30: Q&A/Discussion
day 2 : Saturday, April 21, 2012  9:30 AM - 2:00 PM (日本時間 4/22 am 0:30 から - 5:00 )
Long-term Sustainability in Contemporary Japan and the World
9:30-10:00: Junko Habu (UC Berkeley) — Introduction
10:00-10:30: Fritjof Capra (UC Berkeley) — A Science for Sustainable Living 
10:30-11:00: Takanori Ida (Kyoto University) — Emerging Smart Grid Community in Japan after the March Disaster
11:00-11:15: Break
11:15-11:45: Bob Sam (Tlingit Tribal Member) — Japanese New Year’s Dish and Overexploitation of Herring in Alaska
11:45-12:15: Mio Katayama (UC Berkeley) — The Changing Perceptions of Food in Post-Fukushima
1:00-2:00: Reception
This event is free and open to the public.